2012年05月30日

省エネが叫ばれる今、日本でのサマータイムについて考えてみた

 過ぎましたが4月28日は、日本で初めてサマータイムが実施された日。今から64年前の話だ。といっても、実施されたのはわずか4シーズンだけ。1951年には終了してしまったのである。

 アメリカやヨーロッパでは馴染み深いサマータイムであるが、日本ではなぜか根付かなかった

 その理由を、Wikipediaのサマータイムの項では以下のように記している。

・日本列島は東西に細長いため、東日本と西日本で日の出・日の入りの時刻に大きな差があり、全国一律にサマータイムを導入するには不適。
・日本は湿度が高く、日没後も蒸し暑いため、帰宅後の冷房需要が他国と比べて大きい。
・日本の周辺国の多くはサマータイム制を導入していないので、欧米のサマータイムに合わせる必要性が薄い。
なるほど。サマータイムが根付かなかったのは、日本の地理的要素が深く関係しているようだ。しかし、こういった背景がありながらも、ここ最近、日本でのサマータイム実施についてにわかに議論が交わされている。それは昨年、節電啓発担当大臣だった蓮舫議員がサマータイム導入を提案したことに起因している。


では、サマータイムを導入するとどういったメリットがあるのか。環境省・経済産業省が作成した資料「サマータイムについて」(2007年12月)によると、
・省エネルギー・温室効果ガスの削減効果として、原油換算で年間約50万klを削減
・ボランティア活動の促進や観光・文化産業の振興

この2点をメリットとして挙げている。特にエネルギー利用を削減できることは、今の日本にとっては、かなり大きなメリットといえる。しかしながら、Twitter上にはこんな意見も。
「日本には絶対合わないよー 長く働くからその分の電力使うだけ。はんたーい!」
「サマータイム、24時間営業、年中無休と行列の好きな、働きたがりな日本では混乱するだけな気がするな~」

 確かに、労働者の視点で見ると、このようなデメリットが出てきてしまう。職務責任が明確な欧米にフィットした制度だけに、日本での導入にはもう少し時間が掛かるのかもしれない。


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Posted by なおしや たつ家 at 07:00│Comments(0)お住まいなたつ家
 
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